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Q:CAN-BUSとは何ですか?

A:CANとはController Area Networkの略で、ドイツのBosch社によって開発された車載LAN規格のひとつである。 現在ではヨーロッパでは規格化され各メーカーとも採用しておりますが、最初はメルセデス・ベンツ Sクラスへの採用が第一歩です。簡単するとオーディオやエアコンがそれぞれコンピューターになっておりLANケーブルで結ばれていると考えてください。

Q:CAN-BUSアダプターとは何ですか?

A:CAN-BUS採用により上記のように信号で制御となっており、従来ではアクセサリー電源やイルミネーション、車速パルス等は配線で独立していました。しかしCAN-BUS車両の場合、CAN内部の信号として処理されています。 これらのCAN信号を解析しアクセサリー電源やイルミネーション、車速パルスを擬似的に出力するものを総称しCAN-BUSアダプターと言います。

Q:説明書を見ると HIGHSPEED CANとLOWSPEED CANとありますが、何が違うのですか?

A:
HIGHSPEED CAN (HSCAN)
伝送速度が250k〜500kbpsと名前の通り高速通信可能がCAN-BUSになります。
これは、エンジンやミッション等のリアルタイムで制御の必要な部分に採用されています。 主に、エンジンルーム内に張り巡らされています。

LOWSPEED CAN (LSCAN)
伝送速度が125kbps程度とHIGHSPEED CANに比べれば伝送速度を落としたCAN-BUSになります。
これは、オーディオやエアコン、サンルーフ、センタードアロック等のソフト面に採用されています。 主に、室内に張り巡らされています。(別名コンフォートCAN)

また中には、ハイスピードとロースピードの中間のミッドスピードCANを使用している車両も存在します。

Q:他社の商品等をみると、CAN(High)とCAN(Low)と表記されていますが、CAN(+)とCAN(-)は異なりますか?

A:同じ内容です。 通常CAN-BUSは2本の線で成り立っています。正式にはCAN(High)とCAN(Low)となります。但し弊社商品の場合、上記の説明でHIGHSPEEDとLOWSPEEDのCANがあり、これのHIGHとLOWが混乱しないように弊社ではCAN(+)とCAN(-)と表記させて頂いております。
対応として CAN(High) = CAN(+)   CAN(Low) = CAN(-)  となります。 


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